性の原体験

※下ネタ注意※

性の目覚めを感じたのは、きっと初めて親父のエロ本を見た時だ。小四くらいだったと思う。正確に言うと週刊誌のヌードグラビア「程度」のものだ。

そのスタイルの良い女性は、片方の腕で両乳房を覆い、もう片方の手で下半身を隠している。身体には龍の刺青らしきものが施されていた。補足の文章を読むと、絵師が6時間程掛けて描いたものらしい。

9歳の私は、見てはいけない、父親の「秘物」を見つけてしまったことを自覚した。もちろん同級生の女の子を好きになったこともあるし、「秘物」を発見してしまった時も、好きな子はいた筈だ。

しかし、同級生の女の子が好きだと言う感情とは、全く異質の感情を、その写真の女性に対して抱いていた。うつ伏せになりながら「読書」をしていた私は、絨毯と自重に挟まれた身体の一部に、今まで感じたことがない、「未発散な何か」を感じた。

それから、親の目を盗んで、父親の「秘物」を盗み見るのが私の習慣となった。

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