母も女

妹も家に居たので、私が高校生の時か、もっと前だったか。

母の言動から「嫌なもの」を感じた。

「嫌なもの」を解消すべく、他に誰も居ないことを確認し母の部屋を訪ねる。

私には只ならぬ確信があり、母に真実を尋ねるのでなく、まずは抱擁を懇願した。

その温かい抱擁はいつも通りだったが、それがある種最後かも知れないのをわかって、それを懇願したのだ。

母は、私がそれを察知して抱擁を求めたことを理解してか、私が尋ねる前に、恐ろしい程躊躇いなく、あっけらかんとそれを口にした。

母は好きな男ができ、来月家を出るのだという。

既にそれを確信していた私は、それに対するショックより、その期待に胸膨らます、初めて見る母の女の顔に驚愕した。

そのやり取りを、恐らくぎりぎりき聞かれていないタイミングで、妹が部屋の前を通過した。

「母と息子が何をこそこそと」、という冷たい視線だけ我々に送り、自分の部屋に入っていった。

私は、母の為というより、自分の為に、我々のいる部屋のドアを閉めた。

というところで目が覚めました。

ええ、すみません。夢オチです。

今でこそ、職場の恋愛や不倫をいち早く察知するセンサーを備えていますが、仮に当時、上記の様なことがあっても、母から真実を気聞く時は恐らく寝耳に水でしょう。

夢の中の母親はまだ若かったです。自分の恋愛嗅覚が発達している点だけ、構成に無理がありますね。

まだ早いので、もう一眠りします。もう少し、マシな夢カセットを入れて。嘘。普通に寝たいです。

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