KYだったあの頃に

コンビニに行くだけでも、他人に気を遣うとダメだ。若干の「症状」が出る。

今、此の道を渡りたいが、対岸にいる若い女性は、此のおじさんを警戒しないか。

路地から入ってきたおじさん、私の歩幅では追いついてしまう。雪の積もった歩道ではあるが、追い越そうと思えば追い越せる。只、その為には歩速を一瞬上げなくてはいけない。

おじさんがコンビニに行くことはわかっている。

自分的にはこのまま歩幅を合わせコンビニ迄到着したいが、このままでは自分がおじさんを追跡している様ではないか。

コンビニ内でエロ本を立ち読みする景気の良い爺さん。買うものは決まった様だが、レジに並ぶタイミングは被らないか。レジが二つある店内、各レジに並ぶのでなく、中央の通路で待つ人が「次のお客様」になる権利があるが、きっと彼はそれを把握していない。

私はこのままダラダラ品定めをしよう。思った通り、彼は「正規」ではない箇所からレジに向かった。

私も品を揃え「正規」の列からレジに向かう。

此の店員はいつもぶっきら棒に「袋は?」と敬語の「け」の字の無い疑問を投げかけてくる。偽善のレジ袋有料化のしわ寄せがあなたに来ているのはわかるが、敬語を省略することは、コールセンター業界に頭まで浸かった私が許さない。

彼女が質問を発する前に「袋は要りません」を放つ。

帰り道、此の親子は右手を行くだろうから、私は少し車道に出て此の横断歩道を渡ろう。

俺はいつからこんなややこしく、他人の空気を読んでいたのだろう。

あの頃に戻りたい、KYだったあの頃に。

追伸:

読者が心配するといけないので加えるが、「あの頃」に戻るのではなく、今の自分でどう社会復帰を目指して行くかが建設的だ。とマジレスして〆る。

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