皆、持って生まれたものは変えられない。
顔。
体。
脳。
両親。
それでももがきながら、苦しみながら生きてゆかなくてはならない。
何故こんなに苦しむ必要があるのか。
自分が無能だからか。
努力が足りないからか。
自分の根性が腐っているからか。
人は「他人と比べるな」と偽善の言葉を吐きながら、何処かでやはり「他人と比べている」。
私は無能にも寛大だ。
何故なら自分も無能だからだ。
これは自分の無能さを受け入れるための詩(うた)だ。
どこまで努力すべきかわからない。
人間は常に上を、常に改善を、always trying to be better しなくてはならないのか。
どこまでは自分の能力の限界と諦めて良いのか、何処までは努力しなくてはならないのかわからない。
そもそも他人に押し付けられるものでもない。
私は私のまま認めたい。受け容れたい。
それの何がいけないのか。
解脱したい。
私は真実へと歩いているのだろうか。
とりあえず今宵も、酒と煙に酔い、嫌なことを麻痺させてゆく。
「逃げ」と言われても構わない。
これが私の生きる術なのだ。

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